朝から雨
今朝はあいにくの雨で、西表島に行こうかと思っていたのを諦めかけていたところ、朝食を食べ終わった頃には、雨が止みました。
今日の朝食も美味でした。
そうだ 西表島、行こう
部屋に戻って、西表島に渡るフェリーを調べていたら、ちょうど12時発の半日コースがあるではありませんか。ちょっと、お値段高めとは思いましたが、これから自力で調べて手配するのは無理なので、今回はお任せにしようと決めて、すぐに電話で問合せし予約。11時くらいにホテルを出発し、12時のフェリーに乗りました。
まずはマングローブから
西表島に着くと、すぐにマングローブを見に行くための遊覧船に案内されました。いきなり広島弁を喋る年配の団体がいて、妻に「あれ広島の人だよ」と伝えたかと思ったら、いつの間に前列の老夫婦に妻が話しかけられ会話が始まってました。すると、三次(みよし)から来たことがわかり、妻の知り合いで東京から三次に移り住んだ人がいることを話して、名前や状況を伝えると、その人のことを知っているという人がいるではありませんか。いやぁ、世間は狭い。
さて、マングローブの話に戻すと、ところどころ黄色い葉っぱがあるのは、海水混じりの川の水に含まれる塩分を根が取り除けなかった分が黄色い葉っぱに集められ、塩分でいっぱいになると葉っぱを落とすんだそうです。自然の力って、本当に不思議です。
そして、仲間川を上流に向けて30分ほど上った所に、樹齢400年のサキシマスオウノキがあり、そこを見学できるようになっていました。発見されたのが、今から37年前だそうで、根っこの部分がとても変わった形をしています。昔はこれをまな板に加工したりしてたらしく、今ではこんなに大きなものはこれしか残っていないとのことです。
驚きついでに。これ、マングローブの中で採れたシジミだそうです。ハマグリではなく、シジミです。
そして由布島へ
マングローブの見学を終え、今度はバスで20分揺られて、水牛車乗り場へ移動します。バスの運転手さんがガイドを兼ねていて、20分間ずっと喋りっぱなし。でも、話し上手でとても楽しめました。なんでも、マングローブのガイドもするし、ナイトツアーのガイドもやってるらしく、最後は「休みたーい」と言ってました。そして、運のいいことに、この頃から晴れてきました。
で、水牛車に揺られること10分程度で、由布島に着きます。
土産物屋の宣伝や記念撮影した写真の販売など、かなり商業色が強かったので、写真の確認は無視して、とにかく目指すはマンタの浜。そして、10分もかからずに到着して、目の前に広がる景色がこれ。ありきたりの言葉ですが、とにかく美しい。あぁ、来てよかった。
最後におまけですが、日本最南端の信号機です。西表島には信号機のある交差点が2ヶ所しかないそうです。
ちなみに、面積だと沖縄本島に次ぐ2番目の大きさにも関わらず、人口は2,400人程度で、島の90%がマングローブや山などの自然地域だそうです。
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