今回も懲りることなく、普通の人にはどーでもいいこだわりを書きますよ。
iMac DV Special Edition (2001年購入)
憧れのtwentieth anniversary Macintoshを手にしたまではよかったのですが、買った時点で発表から既に2年が経過しており、中身の古さは否めませんでした。しかし、速さよりもデザイン重視なので大して気にもせず、CPUのアップグレードカードによるドーピングで快適に使っていました。ところが、数年来待ち続けた待望の次世代OSであるMac OS Xが動かないことが決定的となり、最新機種への買い替えを決心しました。
でも、お金がない。そこで、twentieth anniversary Macintoshをオークションで売りに出し、そのお金で最新のiMacを買うことにしました。めでたくtwentieth anniversary Macintoshは182,000円で売れ、これを元手に最上位機種であるiMac DV Special Editionを158,000円で購入しました。
初代iMacはファンの音が目立ったのですが、こいつはMac初のファンレス仕様で、とても静かだったのが印象的でした。最新のMac OS Xが動くのも嬉しかったのですが、FireWireが付いていたので、デジタルビデオカメラと接続して、iMovieを使ってフルデジタルのビデオ編集ができるのが感動的でした。僕は高校生のときに放送部でVHS(古っ)を使ってアナログのビデオ編集をしていただけに、感慨もひとしおでした。記念に息子タイガの誕生直後から2歳までの映像をダイジェスト版として編集し、3分弱のムービーを作りました。
前世代Macの集大成であるtwentieth anniversary Macintoshが選ばれたオーナーという当別な気分に浸らせてくれたのに対して、万人に訪れた新世代の幕開けを体験させてくれたのがこいつでした。
PowerBook G4 (2002年購入)
iMac DV Special Edition自体は気に入っていたのですが、自宅を無線LANにして、ノート型のMacを好きな部屋で使いたいなぁと思い、品定めを開始。iBookもいいけど、どうせならiMac DV Special Editionよりも速くてデザインのいいやつにということで、PowerBook G4が欲しくなってしまいました。
でも、発売当初の価格はなんと398,000円。当然ですが、そんなお金はありません。オークションでiMac DV Special Editionを81,000円で売ると同時に、新品同様の中古に狙いを定めて1年落ちのPowerBook G4を190,000円で落札しました。
開封一番の印象は、薄っ、重っ、でした。でも、ワイヤレスで好きな場所で使える便利さは、一度体験するとやめられません。これ以降、我が家のMacはずっとノート型のモデルです。
初代iMacと共にドラマや映画でよく使われたモデルで、お洒落な生活を演出する小道具としていろんな場面でお目にかかりました。もちろん、僕もとても好きなデザインでした。まぁ、さすがに最新機種と比べると、デザイン的な古くささは感じますけれど。
僕が使わなくなってからは、息子タイガ用のMacとなり、2007年まで使ってました。しかし、最期は無惨な姿になってしまい、本当にかわいそうでした。元々、液晶のバックライトが不調でチカチカしていたのに加え、何をしたのかわかりませんが、ヒンジ部分にひびが入り、液晶部分が閉じなくなってしまったのです。タイガ以外に使う人はいないにもかかわらず、
僕「何をしたのっ」
子「えぇ、うち知らなぁい」
としらばっくれます。この日を境に、タイガにはバッテリーが切れるまでの時間貸しとなり、毎晩、僕の手元に戻って来ることになりました。
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