息子タイガの学校が振替休業日で休みだったので、午後半休を取り、昼食後にプリウスの試乗に出かけてきました。
平日ということもあり、事前予約も何もなく、いきなり初めて訪問した近所のディーラーで、いきなり「プリウスの試乗をしたいんですけど」と告げたら、即試乗となりました。
数年前に先代プリウスをレンタカーで借りたことがあったので、頭ではわかっていたつもりでしたが、やはりモーターでの走行は衝撃的ですね。営業さんの言葉通り、先代プリウスよりも、エンジンが停止している時間が明らかに長いです。停止状態からの加速が終わり、アクセルを緩めると、すぐにエンジンが停止します。都内を走るのなら、ほとんどエンジン停止状態じゃないでしょうか。トヨタ車特有のアクセルの踏み始めの加速感の過剰演出も全くなく、非常に自然でした。ブレーキのタッチも、違和感はありません。回生してるときの「ヒュー」というモーター音が、実にEVっぽくていい感じです。
内装も比較的質感が高く、少なくとも安っぽさは全く感じませんでした。足回りに関しては、特に不満らしい不満はなく、というか、エンジンとモーターの状態ばかりが気になり、足回りにまで頭が回りませんでした。
試乗を終えての感想は、とにかく未来を感じる新しい乗り物だという印象が強かったです。先代プリウスのオーナーからすれば、何を今さらという感じでしょうが、既存のガソリン車しか所有したことのない人からすると、かなり衝撃的でした。妻アスカの「うちの車(VW Polo)は3世代は古いね」というコメントが、実に的を得ています。
試乗後に見積もりを出してもらいましたが、ほぼ予想通りの金額。しかし、この内容でこの値段なら、バーゲンプライスと言っていいでしょう。この7年間は中古の欧州車を4台乗り継いできましたが、新型プリウスと同じ価格でプリウス以上の衝撃を受ける車は、欧州車ではまずないと思います。恐るべし、トヨタの底力。これじゃ、ライバルのインサイトですら、小さくて小回りが効くこと以外、勝てる点が全くないです。
唯一のネックは、納車までの時間。今、契約しても、納車は来年の2月。でも、サインしちゃいました。ダークブルーマイカのS"ツーリングセレクション"です。
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