昨日、ようやく待望の2代目インサイトが発売されました。
1999年に発売された初代インサイトもハイブリッド専用モデルでしたが、日本では2人乗りが災いし、マイナーな存在のまま、2006年に生産中止となりました。ホンダはシビック・ハイブリッドも出していますが、ハイブリッド専用モデルではないこともあり、世間一般には「ハイブリッド=プリウス」もしくは「ハイブリッド=トヨタ」という図式が出来上がっているようです。まさに、その図式を崩すための重要な任務を背負っているのが、この2代目インサイトです。
僕は小学6年生の時からホンダ車のファンで、大学4年生のときに買った初めての愛車も、結婚と同時に乗り換えた愛車も、共にホンダ車でした。でも、この頃からホンダはRVやSUVに力を入れ始め、僕にとっての魅力的なホンダ車はなくなってしまいました。その後、4台の欧州車を乗り継いでいますが、ひさしぶりに欲しいと思わせるホンダ車が、この2代目インサイトです。
大衆車のセグメントということもあり、乗り味や質感に関しては、正直不安があります。特にドイツ車と遜色ない高速安定性があるかどうかは、非常に気になります。倍以上の値段がする欧州車と比べるのは酷ですが、非常に高い買物ですから、所有する喜びを感じられないのなら、どんなに安くても買うつもりはありません。
でも、ハイブリッドに関しては、欧州車にはない先進性を感じるんですよね。現在、ハイブリッド車を量産してるのは、世界でトヨタとホンダの2社だけですよ。馬車の時代から続く欧州の車文化に勝てる、唯一の領域ではないかと思うんです。
今は現金を用意できないので、今すぐに買うということはないですが、投資信託の含み損が許容範囲に戻ってきたら、買うことを前提で試乗しに行くつもりです。試乗して気に入れば、おそらく即買いでしょう。早く中国市場とインド市場に立ち直ってほしい。
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