3連休の初日に、いきなり当日予約で泊まったホテルだったので、ほぼ初と言っていいビジネスホテルに家族で宿泊。ダブルのつもりが実はセミダブルで、そこに家族3人が川の字に。旅行2日目の朝は、妻アスカと息子タイガの「ベッドが狭いー」という苦情で始まりました。
朝食はブッフェではなく、洋定食と和定食から選ぶのですが、タイガだけ和定食を選び、朝からご飯を2杯も食べていました。そして、部屋に戻って出発しようかというときになって、タイガはブログを書き始めるのでありました。
9時半にホテルを出発し、10時半には明治村に到着。入村すると、いきなりレトロなバスがお出迎え。村内はとにかく広大で、1丁目から5丁目まで分かれており、徒歩以外にもバスや路面電車、それにSL(蒸気機関車)でも移動することができます。そして、今年は明治141年なんだそうです。
全制覇するぞと張り切り、まずは1丁目から。左の写真が三重県尋常師範学校、右は聖ヨハネ教会堂です。
村内は建物が並んでいるだけではなく、大きな庭園という感じです。紅葉がとてもきれいで、手入れも行き届いていました。
1丁目の奥には森鴎外と夏目漱石が住んでいた家があり、何故か琵琶師のおじいさんが歌っていました。そして、その隣の部屋にある縁側でくつろぐふたり。
2丁目に移ると、明治時代の服装で撮影できる写真館を発見。ようするにコスプレですね。おもしろがって、タイガだけコスプレしてみました。このときに撮影してもらった写真は、今日から我が家の玄関に飾ってあります。ちなみに、何気に後ろに写っているおばちゃんたちは、前のお客さんなんですが、ちょっとイタかった。子供だと誰でもかわいいのですが、大人はモデルでもない限り、かなり厳しいものがあります。
ちょうどお昼になったので、食堂に向かうことに。左の写真は明治村の村長室がある建物で、住民登録もしてます。その途中でコマ回しをやっていたので、タイガが懐かしがって挑戦。1年生のときに、学童で流行ったんですよね。
食堂に行くとカレーフェアをやっていました。逆らうことなく、カレーの食べ比べをしました。左から順に、食道楽のカレー、神戸大井牛肉店のカレー、函館五島軒のカレーです。
お腹を満たした後は、京都市電に乗って、3丁目へ移動。品川灯台とそこから見える入鹿池です。
その後もいくつか建物を見て回ったのですが、SLが到着した音がしたので、あわててSL名古屋駅までの階段を駆け上がり、無事に乗ることができました。そして、5丁目のSL東京駅に到着。
帝国ホテルに喫茶店があったので、ここで休憩しようと何を注文するかまで決めたのに、あまりの行列にあっさり退却。外で記念撮影して終わりました。そして、金沢監獄と前橋監獄を見学し、なぜか雑居房に喜んで入り、あくびをするタイガ。
寒いし、そろそろ帰るかという雰囲気になり、一度はバスに乗ったのですが、次のバス停から目に入った呉服屋に惹かれ、降りることに。実は、呉服座という演劇場だったのですが、偶然に隣に足湯があることを発見し、しばし休憩。足湯のお姉さんが、結婚式をしててもうじきお菓子を投げ始めるからと説明してくれたのですが、そのときは意味不明。足湯を終えて、駄菓子屋に顔を出した後、帰ろうかとバス停に戻ります。
そこで、タイガがトイレに行くと言い出し、トイレに向かった直後に新郎新婦がやってきて、足湯の2Fからお菓子をばらまいているではないですか。タイガもタイミング悪いなぁと思っていたら、お菓子を手にして戻ってきました。
今度はバスに乗って正門まで戻り、明治村の旅はこれでおしまいです。
と、ここまでは楽しい旅行でしたが、帰路は大変でした。16時の時点で早くも自然渋滞で、中央道も東名高速も東京近郊は20kmを超える渋滞。東名高速の方が道が広くて走りやすいので、東名高速で帰ることにしたのですが、浜名湖SAの先で事故渋滞8km、そして、御殿場ICから横浜町田ICまで自然渋滞45kmととんでもない大渋滞に巻き込まれ、家に着いたのは日付が変わった真夜中1時半。激しい肩こりと疲労感で、ぐったりしてしまい、今日はほとんど寝っぱなしになってしまいました。
でも、いい思い出がまた1つ増えたので、無理して行ってよかったなと思います。
私の撮った写真がのってませんが
投稿情報: 妻 | 2008/12/06 18:19