<と&
HTMLのタグとして使われているような文字など、特別な文字のことをエンティティーと言います。HTMLではかなりの数の文字がエンティティーとして登録されていますが、注意しなければならない文字はたったの2つです。それは、
< と &
です。< (less than)を書きたい時には<と書き、&を書きたい時には&と書きます。
<がエンティティーなら> (greater than)もエンティティーではと思った方、鋭いです。>は>として定義されていますが、これは直接>と書いても大丈夫です。なぜなら、ブラウザーは<が出た時点でタグの始まりだと認識し、>が来るまでをタグだと思います。ですから、<が出ない限り、>は眼中にないわけです。
明示的にブランク(空白)を挿入したい場合は、 と書きます。これは、次に説明する表で比較的よく使うと思います。それから、通常の文中ではなく、属性の値として"(ダブルクォーテーション)を使いたい場合は、"と書きます。例えば、<IMG />のalt属性で"サンプルの絵"を指定したい場合は、
<IMG src="sample.gif" alt=""サンプルの絵"" />
と書きます。
©と™
著作権(copyright)を意味する©は©と、商標(trademark)を意味する™は™と書きます。企業のWebサイトを担当している方なら、よく使うのではないでしょうか。
それでは、次はHTML3.2から新しく追加されたタグを使って表を書いてみましょう。