Macとの出会い
2008/08/31
Apple教に入信して、早20年近い年月が経とうとしています。今の我が家にはMacが2台、iPodが4台、そして、AirMac(無線LAN)も2台あり、Apple製品に囲まれて生活しています。Apple製品なら何でもよい訳ではなく、語り始めると止まらなくなるのですが、まずはApple教へ入信するきっかけとなったMacとの出会いについて書いてみたいと思います。
「ブログ始めました」でも書きましたが、僕の家にPC(当時はマイコンと呼んでいた)がやってきたのは1981年(当時11歳)のことでした。父が「これからはコンピュータの時代になる」と言って、何の前振りもなく、突然に買ってきたのを覚えています。小学生ですから、やりたいことはゲーム。雑誌に市販ゲームソフトのソースが掲載されていたのどかな時代で、ゲームがやりたい一心で、ひたすら意味もわからずそれを打ち込んでいました。中学生になった頃には簡単なプログラムも書けるようになっていましたが、高校生になった頃から別のこと(や)に興味は移り、PCからは一度遠ざかりました。
大学では通信工学を専攻したものの、クラスメートと「理系なのにパソコン使えなくても大丈夫なのかな」なんて話してた、これまたのどかな時代でした。3年生(1991年)でゼミに所属したのですが、ゼミの教授がMacしか使わないというので、早速、生協の本屋でMacの本を物色です。
何だこりゃ
まさに、衝撃の出会いでした。それまで、コマンドというので命令を書いてコンピュータを操作するのしか知らなかったのに、Macはマウスでプチプチとクリックするだけでほとんどの操作ができてしまいます。Windowsが世に出る遥か前の話です。というか、この数年後に登場するWindowsなんかよりも、遥かに洗練されていました。デザインも操作性もすべての点においてです。生協で立ち読みしながら、すぐにApple教に入信し、この日からMacのある生活が始まりました。
とはいえ、貧乏学生がいきなりMacを買える訳がありません。当時のMacは非常に高価(100万円前後)で、主なユーザーは医者か弁護士という時代だったため、コンピュータ業界のポルシェなんて言い方をする人もいました。ゼミ室でMacと初対面する前に何度も買った本を読んでイメージトレーニングしたのを思い出します。
次回は、これまでの愛機をご紹介します。